レポート

朝日建設工業株式会社

2003/03/06

TDB企業コード:500066955 京都府宇治市 土木建築工事 銀行取引停止 負債39億3056万円

「京都」 朝日建設工業(株)(資本金2000万円、宇治市宇治半白18、代表池本和彦氏ほか1名、従業員24人)は、京都(宇治)で2回目不渡りを出し、3月6日に銀行取引停止となった。

 当社は、1954年(昭和29年)12月に設立した土木・建築工事業者で、マンション、学校、工場、店舗、居宅の建築工事、廃水処理施設、宅地造成など土木工事を手がけていたほか、一部マンションの賃貸収入(年間約1億円)も得ていた。民間からの元請け受注を主体に、工事は大半を地元業者に依存し、官公庁の元請けも手がけていた。

 ピーク時の89年7月期には年売上高約39億6400万円をあげていたが、その後は官公庁・民間とも受注が安定せず、2002年同期には年売上高約8億3600万円にとどまり、近年は採算を下回る無理な受注が多かったことから繰越損失3億9300万円を抱えていた。この間、本社や賃貸マンションの新築、商品土地の取得にともない金融債務が膨張したうえ、融資を受けていた京都みやこ、南京都の2信金が2000年1月に経営破たんし、これらに対する債務が整理回収機構へ譲渡され、信用不安が表面化し、新たな資金調達も限界となった。営業は継続中。

 負債は2002年7月期末で、長・短借入金37億6529万円はじめ計39億3056万円。