レポート

株式会社アルテライン(旧商号:大地住販)

2003/02/28

TDB企業コード:200610711 東京都新宿区 マンション・不動産分譲 自己破産を申請 負債222億5400万円

「東京」 (株)アルテライン(資本金4億5000万円、新宿区西新宿6-6-2、代表角田満氏)は、2月28日に東京地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は小林啓文弁護士(千代田区丸の内1-1-2、電話03-5223-7777)ほか。

 当社は、1980年(昭和55年)5月に設立されたマンション・不動産の分譲販売業者。元々は神奈川県を地盤に(株)大地住販の商号で営業を展開し、自社企画設計の「ドラゴンマンション」シリーズを主力に、建築条件付きの土地売買や注文住宅建築などを手がけていた。

 従前には積極的にテレビCMを行い高い知名度を獲得、営業エリアも神奈川県相模原市から、川崎、横浜、町田、多摩地区などに順次拡大、とくに最近は東京都内をはじめ関東一円をテリトリーとするようになり、ピーク時の97年6月期には年売上高約302億1600万円をあげ、将来の株式上場を視野に入れていた。業種柄不動産の仕込みなど資金需要は旺盛で、年商水準の借入金を抱えていたうえ、99年6月に取引行だった東京相和銀行が経営破綻、同行の実施した第三者割当増資の一部を引き受けていたことで、保有株式が不良債権化するアクシデントに見舞われていた。

 本業面でもその後の市況悪化を織り込んで土地の仕入れを抑制したことに加え、販売戸数の減少が続き、2002年同期の年売上高は約145億7000万円に落ち込んでいた。

 この間、販売部門を別法人に移管するなどグループ会社の再編を行い、2002年8月には(株)大地住販から現商号の(株)アルテラインに変更するなどして立て直しを図っていたが、過剰債務を抱えるほか、土地の含み損の問題などもあって、支え切れなかった。

 負債は約220億円。