レポート

神高木材株式会社

2003/01/29

TDB企業コード:201243321 神奈川県相模原市 不動産賃貸、木材販売 民事再生手続き開始を申請 負債39億円

「神奈川」 神高木材(株)(資本金1600万円、相模原市田名塩田1-14-9、登記面=相模原市相模原4-7-14、代表山崎英克氏、従業員3人)は、1月14日に横浜地裁相模原支部へ民事再生手続き開始を申請、17日に同地裁より保全命令を受けていたことが判明した。

 負債は約39億円。

 申請代理人は井上寛弁護士(東京都八王子市明神町4-1-12、電話0426-42-7211)。

 当社は、1953年(昭和28年)4月に設立された不動産賃貸及び木材販売業者。当初より相模原市内の事業所、木材商を対象に販売してきたが、安価な外材等に押され、近年では建設会社、工務店、材木問屋からの委託加工にとどまっていた。98年3月に高齢者福祉対策が施された多世代混住型の集合住宅(100戸)を建設して不動産賃貸を開始、ピーク時の2001年2月期には年売上高約2億2900万円をあげていた。

 しかし、建設業界の不振から木材販売は減少、2002年同期の年売上高は約2億2000万円にとどまり、本社及び集合住宅建設に伴う多額の借り入れ負担で収益が圧迫され、99年以降毎期赤字が続き、債務超過に転落していた。福祉施設を備えた多世代混住型集合住宅も当初は注目を集め、高い入居率を維持していたが、デフレ下で家賃相場の下落が進んだことで割高感が増す結果となり、最近の入居率は65%近くまで落ち込み、収益改善が見込めないことから自主再建を断念した。