レポート

マルホ観光開発株式会社

2000/04/04

TDB企業コード:010413873 北海道札幌市中央区 ゴルフ場経営 ゴルフ場「ハッピーバレーゴルフクラブ」経営 民事再生手続き開始を申請 負債110億円

マルホ観光開発(株)(資本金9600万円、北海道札幌市中央区北2条西2―4、中江りつ社長、従業員15人)は、4月3日に札幌地裁へ民事再生手続きの開始を申請した。
申請代理人は磯部憲次弁護士(札幌市中央区大通西11-4、電話011-281-3725)ほか。
同社は、1985年(昭和60年)11月にゴルフ場の経営を目的に設立され、87年1月に商号を(株)テイジイシイから現商号へ変更した。
89年6月に開発許可を獲得して以降、北海道・当別町においてゴルフ場造成に着手する一方、ゴルフ会員権の募集も開始。金融機関からの資金調達も含め約120億円を投じ、91年6月にゴルフ場「ハッピーバレーゴルフクラブ」(27H)を完成させていた。
同ゴルフ場は、札幌市内から約28kmと比較的立地条件に恵まれていたうえ、「伊達山コース」、「青山コース」、「金沢コース」の3コースそれぞれが個性的なコースとして知られ、93年2月期には年収入高約7億5000万円を計上していた。 近年のメンバー数は約1000名(会社公表)に達していた。
しかし、バブル崩壊後のプレー客の減少や降雪の影響で営業日数が短縮されるなどで収入が低迷。97年同期の年収入高は約6億8000万円にとどまり、ゴルフ場造成時の借り入れ負担から収支一杯の状況が続いていた。
このため、特別割引によるビジター客の確保に注力していたものの、その後も過大な借り入れの圧縮は進まず、預託金の返還請求にも対処することが不可能なことから、自主再建を断念し、今回の措置に踏み切った。
負債は約110億円。