レポート和歌山魚市場株式会社 ほか1社

2002/12/13

TDB企業コード:520013959 和歌山県和歌山市 水産物荷受・卸 自己破産申請へ 負債33億9700万円

「和歌山」 和歌山魚市場(株)(資本金1億5000万円、和歌山市西浜1660-401、代表田中道夫氏ほか1名、従業員40人)及び関連会社の(株)和歌山県水(資本金1800万円、和歌山市西浜1660-393、代表清水邦友氏、従業員10人)は、12月12日より事業を停止した。

 事後処理は小田耕平弁護士(大阪市北区西天満3-14-16、電話06-6314-4188)に一任しており、現在、自己破産申請に向け準備中。

 和歌山魚市場(株)は、1948年(昭和23年)12月に和歌山市内の鮮魚商が共同出資して設立。和歌山市中央卸売市場内に所在する大手2社のうちの1社で、市場内の鮮魚及び水産加工品の荷受業務を手がけ、90年3月期には年売上高約180億2800万円を計上していた。

 関係会社が串本市で展開していた養殖事業が軌道に乗らず、多額の損失が発生。加えて、最近になって焦げ付きも散発し資金繰りは悪化、2002年同期は年売上高約103億5200万円にとどまっていた。

 (株)和歌山県水は、1976年(昭和51年)12月設立。直接の資本関係はないが、和歌山魚市場の関係会社として鮮魚55%、加工品45%を扱い、大手量販店、県内の病院、問屋筋を得意先に、2001年3月期には年売上高約13億4700万円を計上していた。和歌山魚市場の破綻により、自力での資金調達が困難となったことから、経営の継続を断念した。

 負債は和歌山魚市場(株)が債権者約892名に対し約21億3800万円、(株)和歌山県水が債権者約105名に対し約12億5900万円、2社合計で約33億9700万円。