レポート

株式会社おむすびころりん本舗

2002/12/11

TDB企業コード:300075126 長野県南安曇郡 凍結乾燥食品製造 民事再生手続き開始を申請 負債37億5000万円

「長野」 (株)おむすびころりん本舗(資本金3800万円、南安曇郡三郷村明盛1589、代表百瀬孝夫氏、従業員70人)は、12月10日に長野地裁松本支部へ民事再生手続き開始を申請した。

 申請代理人は赤羽啓弁護士(松本市開智2-2-32、電話0263-33-9886)。監督委員には竹内永浩弁護士(松本市深志1-5-8、電話0263-32-9100)が選任されている。

 当社は、1973年(昭和48年)8月設立の凍結乾燥食品(フリーズドライ応用食品)製造業者。凍結乾燥製法のパイオニアとして、おやき、野沢菜茶漬け、即席餅などを製造、「おむすびころりん」のブランド名で事業を展開し、97年5月期には年売上高約26億8700万円を計上していた。その後、業務用生産部門を他社へ譲渡し、一般ユーザー向けに特化する一方、健康・医療食品などの開発を積極的に進めていた。

 研究開発に伴う資金需要が旺盛だったうえ、工場への大型投資などで借入金は高水準で推移。業務用生産部門の譲渡に加え、消費低迷などで売り上げは大幅に減少し、2002年同期の年売上高は約8億7100万円にまで落ち込んでいた。資金繰りも多忙に推移するなか、取引先に支援を要請する一方、資産売却などを計画したが改善に至らなかった。

 負債は約37億5000万円。