レポート

株式会社ノグチ

2002/10/16

TDB企業コード:300007304 長野県松本市   明治29年創業、土木建築工事 1回目不渡り、自己破産申請へ 負債40億円

「長野」 (株)ノグチ(資本金6000万円、松本市深志1-4-11、代表野口彰彦氏、従業員57人)は、10月15日に長野(本店)ほかで1回目不渡りを出し、事後処理を小笠原稔弁護士(松本市蟻ヶ崎 4-9-5、電話0263-39-8866)に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、1896年(明治29年)6月創業、1948年(昭和23年)6月に法人改組。業歴 100年以上を誇る地場最古の土木建築業者で、中信地区全域を主力エリアとして営業を展開。公共工事30%、民間工事70%の受注比率で、ツーバイフォー住宅の販売施工も手がけ、96年5月期には年売上高約78億3700万円を計上していた。

 その後は建築需要の落ち込みで業績が低迷し、2002年同期は年売上高約55億2400万円に対し、不良債権処理などで約1億9000万円の大幅欠損計上を余儀なくされていた。この間、大型商業施設や美術館などの大型受注を得たものの、単価下落に見舞われていたうえ、運転資金需要増加に伴う借り入れ負担が重荷となり財務面が悪化。関係会社による支援やリストラでしのいでいたものの、業況が回復しないため営業継続を断念した。

 負債は約40億円。