レポート

東洋不動産ファイナンス株式会社

2002/10/09

TDB企業コード:584001519 大阪府大阪市中央区 貸金業、不動産仲介 東洋不動産グループ会社 特別清算を申請 負債100億円

「大阪」 東洋不動産ファイナンス(株)(資本金2億5000万円、大阪市中央区南船場4-1-9、清算人大砂裕幸氏)は、9月30日に開催された臨時株主総会で解散を決議し、同日大阪地裁へ特別清算を申請していたことが判明した。
 負債は約100億円。
 申請代理人は大砂裕幸弁護士(大阪市中央区伏見町2-5-7、電話06-6228-0088)。

 当社は、1987年(昭和62年)10月、三和銀行(現=UFJ銀行)の親密取引先である大手不動産業者、東洋不動産(株)のファイナンス部門を分離して設立。設立以来、事業資金融資や個人向け住宅ローンなどの融資業務を主体81.8%として、融資付随業務や不動産売買・仲介等18.2%も手がけ、93年3月期には年収入高約20億700万円を計上していた。東洋不動産(株)の全額出資子会社としての信用を背景に、バブル期には不動産投資ブームに乗って業容を順調に拡大させていた。

 その後のバブル崩壊に伴う景気の低迷で融資先の倒産・経営不振などによる不良債権が累積、資金繰りは悪化していた。このため、親会社の支援を受ける一方、新規融資を中止し回収業務に専念、業務の大幅縮小で経営の再建を図っていたが、親会社である東洋不動産(株)のグループ再編の一環として、実質経営破たんした関係企業を整理清算する方針から、今回の措置となった。

 関係会社の関東東洋(株)(資本金5000万円、同所)、関西東洋(株)(資本金5000万円、同所)も、同日大阪地裁に特別清算を申請している。