レポート

エヌ・ジェイ管理株式会社

2002/10/02

TDB企業コード:985663860 東京都港区 不動産賃貸管理、売買 破産宣告受ける 負債580億円

「東京」 既報(9月20日掲載)、6月26日開催の臨時株主総会で解散を決議し、9月18日に東京地裁へ自己破産を申請していたエヌ・ジェイ管理(株)(資本金3億3000万円、港区三田3-12-14、登記面=千代田区九段北1-13-5、清算人森島庸介氏)は、9月25日に同地裁より破産宣告を受けていたことが判明した。

 破産管財人は小高正嗣弁護士(新宿区高田馬場1-33-13、電話03-3205-4668)。債権届け出期間は10月23日までで、債権者集会及び債権調査期日は12月24日午前10時。

 当社は、1959年(昭和34年)6月に(株)日本不動産銀行(後の日本債券信用銀行、現・あおぞら銀行)の不動産関係部門として同行からの出資を得て設立された。日本地所(株)の商号で事業を展開、全国の主要都市に営業所を開設し、所有不動産を拡大させていったほか、自社分譲の建売等を積極的に行い、93年3月期には年収入高約 267億9700万円を計上していた。

 バブル崩壊後の市況低迷の影響から開発事業がストップ。このため、多額の借入金と不動産の損失を抱える結果を招き、99年同期の年収入高は約163億6000万円に落ち込み、約122億8100万円の当期損失を計上していた。

 こうしたなか、実質的な親会社であった旧・日債銀が2000年12月に特別公的管理(一時国有化)となり事実上破綻。後ろ盾を失ったことで苦しい運営を余儀なくされ、保有不動産も減少していたことなどから2001年同期の年収入高は約93億1600万円にとどまり、不動産物件の売却損により約409億 400万円の当期損失となり、約580億円の債務超過に陥っていた。

 その後、2001年4月には、オリックスの100%子会社であるエヌ・ジェイ・プロパティマネジメント(株)に営業権を譲渡し、商号を日本地所(株)から現商号に変更していた。

 (なお、エヌ・ジェイ・プロパティマネジメント(株)は日本地所(株)へ商号変更し、事業を行っている)。

 負債は約580億円。