レポート

株式会社フジサワ

2002/09/17

TDB企業コード:580001708 大阪府大阪市淀川区   昭和2年創業  日本初の製パン機械メーカー 民事再生手続き開始を申請 負債33億円

「大阪」 (株)フジサワ(資本金4800万円、大阪市淀川区加島2-7-47、代表藤澤素子氏、従業員80人)は、9月13日に大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は大野康平弁護士(大阪市北区西天満4-12-2、電話06-6365-5551)。

 当社は、1927年(昭和2年)に日本最初の製パン・製菓機械メーカーとして創業。43年(昭和18年)4月に(株)藤沢製作所として法人改組した後、91年(平成3年)4月に現商号に変更。製パン用機械および製菓用機械器具の製造、同修理、ならびに冷蔵庫などの付属機器の仕入販売を行っていた。東京、名古屋に営業所を置くほか販売子会社も有し、大手パンメーカーからベーカリーショップまで約5500社を得意先として、92年3月期には年売上高約72億円を計上していた。

 有名ベーカリーショップからも受注を得るほか国内業界では知名度を有していたが、その後は国内景気の長引く低迷のなか、個人購買意欲の減退を背景としたパン需要の停滞を反映し、大手パンメーカー、ベーカリーショップとともに新規設備投資の縮小が続いたことで、受注は減少傾向を余儀なくされ、2002年同期には年売上高約28億7000万円にまで落ち込むなか、自社設備投資に伴う借入金負担が重荷となり収益性は悪化していた。

 負債は約33億円。