レポート

コロナ株式会社

2002/09/17

TDB企業コード:400042647 愛知県一宮市 婦人服地卸、婦人・子供服小売 自己破産を申請 負債75億円

「愛知」 コロナ(株)(資本金6億5865万円、一宮市せんい2-5-22、代表稲葉●秀〈イナバ ヤスヒデ〉氏、従業員160人)は、9月17日に名古屋地裁へ自己破産を申請した。負債は約75億円。

 申請代理人は高木道久弁護士(名古屋市東区東桜1-10-29、電話052-962-2268)ほか5名。

 当社は、1950年(昭和25年)2月に設立したアパレル販売業者。婦人テキスタイルや婦人・子供アパレル卸のほか、婦人アパレル小売も手がけていた。地元と名古屋にも本部を置くほか、岐阜、東京、大阪、福岡に支店を有し、小売店舗として「Elena」、「BAYBRIDGE JAPAN」、「Verde-blu」、「LAISSE FAIRE」などを、名古屋市内を中心に、近隣都市、浜松、東京都内などに出店、ピーク時の93年3月期には年売上高約186億6500万円を計上していた。

 その後は消費不振による繊維業界低迷の影響から不採算店舗の見直しを進める一方、売場の改装やコンセプトの変更を行ってきたが、売り上げは依然として伸び悩み、2002年同期の年売上高は約115億500万円にまで落ち込んでいた。また、取引先の倒産による焦げ付き散発で資金繰りは悪化、これらの不良債権処理に伴い2002年同期は約5億4700万円の当期損失を余儀なくされた。このため、今年9月には経営効率化を図るべく子会社2社を設立し、事業の一部を新会社へ移管してきたものの、業況は好転せず資金調達も限界に達した。