レポート

片上再開発株式会社

2002/08/27

TDB企業コード:610182404 岡山県備前市 商業ビル所有管理、青果販売 破産宣告受ける 負債57億8033万円

「岡山」 片上再開発(株)(資本金8000万円、備前市西片上1226、代表横山健二氏、従業員6人)は、8月1日に岡山地裁へ自己破産を申請し、8月6日に破産宣告を受けていたことが判明した。

 負債は債権者約20名に対し約57億8033万円。

 破産管財人は東隆司弁護士(岡山市弓之町17-13、電話086-222-4113)。

 当社は、1980年(昭和55年)7月に備前市片上地区の市街地再開発事業を主目的に設立され、(株)天満屋ストア(東証・大証2部上場スーパー、岡山市)の店舗を核テナントとする商業ビル「アルファビゼン」を84年にオープンさせた。総事業費約59億円を投下し、一時は衣料、雑貨、飲食など約50の専門店を擁して、96年3月期には家賃収入と直営店売り上げを含めて約4億4300万円の年収入高を計上していた。

 オープン当初から、市外への顧客流出が相次ぎ、地元商圏の衰退から苦戦を強いられていた。競合大型スーパーの進出などでテナント各店の売り上げが低迷し、専門店が相次いで撤退。旧:日本開発銀行(現:日本政策投資銀行)を中心とする銀行団から支援を得て運営を続行していたものの、2002年2月には核テナントも撤退したため休館状態に陥り、後継テナント探しも難航し、約3億円にまで低下していた家賃収入などのメドも立たなくなっていた。