レポート

相州観光開発株式会社ほか2社

2002/08/27

TDB企業コード:200984248 神奈川県秦野市 ホテル・レストラン経営 破産宣告受ける 負債138億279万円

「神奈川」 2001年11月に破産宣告を受けた神奈川県秦野市内では最大手の地場ゼネコン(株)中村組の関連会社、相州観光開発(株)(資本金4億8000万円、秦野市河原町2-54、代表中村健司氏)と、相州商事(株)(資本金3000万円、平塚市南金目399、代表中村亘氏)、(株)秦野自動車学校(資本金1000万円、秦野市曽屋1021、代表中村健司氏)の3社は、債権者から第三者破産を申し立てられていたが、8月8日に横浜地裁小田原支部より破産宣告を受けていたことが判明した。

 破産管財人は杉崎茂弁護士(小田原市栄町2-13-11、電話0465-24-1860)。債権届け出期間は9月30日までで、第1回の債権者集会は12月17日午後3時。

 相州観光開発(株)は、1987年(昭和62年)2月に設立されたホテル・レストラン経営会社で秦野市内に「ホテル・サウナSOSHU」及び秦野市、小田原市、中井町でレストラン「SOSHU」を経営、96年3月期には年売上高約10億円を計上していた。

 長引く景気低迷や同業者との競争激化で売り上げはジリ貧をたどり、2000年同期の年売上高は約7億1200万円に落ち込んでいた。設立以来、赤字経営が続いたうえに92年6月のホテル不動産購入に伴い借り入れ負担が増加し、13億円超の債務超過に陥っていた。

 こうしたなか、親会社の(株)中村組が昨年11月29日に自己破産を申請(負債127億7100万円)したことで、事業継続が困難となり他の関連会社とともに事業を停止していたが、今年6月になって債権者から第三者破産を申し立てられていた。

 相州商事(株)は、1974年(昭和49年)12月に設立された生コンクリート主体の建材卸業者で、(株)秦野自動車学校は、1963年(昭和38年)7月に設立された自動車運転教習所。

 2社とも親会社の中村組と表裏一体の運営だったため、親会社の倒産で行き詰まっていた。

 負債は、相州観光開発(株)が約86億1716万円、相州商事(株)が約40億5673万円、(株)秦野自動車学校が約11億2890万円で、3社合計で約138億279万円。