倒産速報記事

北海道三富屋株式会社

「くりやまコロッケ」の製造販売
新型コロナウイルス影響で道内初の倒産
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:010921166

負債7446万円

「北海道」 北海道三富屋(株)(資本金1600万円、夕張郡栗山町杵臼274-3、代表三田正広氏)は、2月25日に札幌地裁岩見沢支部より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は開本英幸弁護士(札幌市中央区南1条西12、開本法律事務所、電話011-272-6789)。財産状況報告集会期日は6月5日午前10時15分。

 当社は、2005年(平成17年)6月に設立。当社オリジナルの「くりやまコロッケ」を自社工場で製造しているほか、地元食材をメインに使った洋食レストラン「蔵」を手がけていた。自社で生産したカボチャやジャガイモなどの野菜や、地元農家が生産した農作物、北海道産の肉などを使用し、ビーフコロッケ、カボチャコロッケ、ポテトコロッケなど8アイテムを製造し、すべて自社工場で手作り製造していた。当社で製造するコロッケは卸部門のほか、全国で年間120回ほどの催事販売に出店するなどして2012年8月期には年売上高約1億1000万円を計上。地元情報TV番組で紹介されるほか、近年においても北海道日本ハムファイターズが主催する「2018年度第9回なまらうまいっしょ!グランプリ」でグランプリを獲得するなど、相応の知名度を有していた。

 しかし価格競争が激しく、不採算となっていた小売店をレストラン内に集約するなどの措置を講じたものの業況改善には至らず、この間、金融機関より経営改善計画の策定を受けるなどしていた。こうしたなか、今年になり札幌市内で開催されたイベントへの出店を行ったものの、中国で急拡大した新型コロナウイルス影響から来場者が予想以上に伸び悩み集客に苦慮、先行きの見通しが立たず、2月21日に自己破産を申請していた。

 負債は約7446万円。


【お詫びと訂正】
当社が「さっぽろ雪まつり」つどーむ会場に出店していたという事実はありませんでした。
お詫びして訂正いたします。

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