倒産速報記事

勝山観光施設株式会社

スキー場経営
暖冬による雪不足の影響で営業できず
自己破産申請
TDB企業コード:390024461

負債2億8000万円

「福井」 勝山観光施設(株)(資本金5000万円、勝山市170−11−1、代表松原一氏)は、1月31日に事業を停止し、2月3日福井地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は円居愛一郎弁護士(福井市春山2−1−6、円居法律事務所、電話0776-22-0556)。

 当社は、1961年(昭和36年)7月に地元経済界の有志が中心となって設立したスキー場経営業者。「雁が原スキー場」を経営し、スキー場オープン期間のリフト料とスキー・スノーボードレンタル料、駐車場代が主な収入源で、食堂や売店の運営も手掛けていた。「雁が原スキー場」は年間入場者数が5万〜6万人、冬場のシーズン営業日数60〜80日のスキー場で、利用客は福井県内約80%、県外約20%。初心者・初級者向けのコース設計のためファミリースキー場として親しまれ、福井県内の小学校や中学校が利用するケースも多く、地元密着の経営を行っていた。閑散期となる夏季にはドライブテクニックを競う「ジムカーナ」の練習場として駐車場を賃貸。スキー場の集客が好調だった99年4月期には年収入高約2億1100万円を計上していた。

 しかし、その後はスキー人口の減少に伴い、来場客が漸減したことで業績は低迷。2016年4月期は暖冬の影響でオープンが遅れたことで36日間しか営業できず、年収入高は約4400万円にまで落ち込み、営業段階から赤字を計上。さらに、翌期も集客が低迷したことで2期連続赤字となるなど苦しい運営を余儀なくされていた。この間、リフト代割引によるサービス向上や人員削減などのリストラに努めていたものの、今期の記録的な暖冬に伴う雪不足により1月に入ってもオープンができなかったことで事業継続を断念し、今回の事態となった。

 負債は申請時点で約2億8000万円。

倒産した企業の周辺では様々なニーズが生まれます。この機会を商売のチャンスに変えませんか?

倒産関連サービス

倒産情報