倒産速報記事

株式会社メイト黒崎

貸事務所業
自己破産を申請
TDB企業コード:810182482

負債25億2600万円

「福岡」 (株)メイト黒崎(資本金9000万円、北九州市八幡西区黒崎1-1-1、代表重越謙二氏)は、1月24日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日保全管理命令を受けた。

 申請代理人は南賢一弁護士(東京都千代田区大手町1-1-2大手門タワ−、西村あさひ法律事務所、電話03-6250-6200)。保全管理人は厚井乃武夫弁護士(千代田区神田富山町24、みどり法律事務所、電話03-3256-8434)。

 当社は、北九州市八幡西区黒崎地区における再開発事業の中核として1979年(昭和54年)3月に設立。商業施設「クロサキメイト」における貸店舗業を行い、設立当初は、「黒崎そごう」「ジャスコ黒崎店」を核テナントとするほか、専門店も入居し1990年2月期の年収入高は約16億4900万円を計上していた。

 しかし、99年2月にジャスコ黒崎店が、2000年12月には黒崎そごうが撤退する一方で、2001年10月には「井筒屋黒崎店」が西館に入居し営業を続けてきたが、周辺地域の人口減少や最寄りのJR黒崎駅の乗降客減少により入居テナントを取り巻く商業環境が悪化したことに伴い、2016年2月期の年収入高は11億81万円にまで減少。入居テナントからの再三の賃料引き下げ要請にも応じてきたが、2018年7月に井筒屋黒崎店がクロサキメイトからの閉店・撤退する旨を発表。その後、同店は事業規模を縮小して再出店することになったもののフロア規模の縮小に伴い賃料収入は半減し、当社の資金繰りもひっ迫していた。この間、金融機関からの元本返済猶予を受けるなどでしのいできたが、新規テナントの入居の見込みも立たないほか、近時では他の主要テナントの撤退の動きもあったことから事業継続が困難となり、今回の措置となった。

 負債は約25億2600万円。

 なお、「クロサキメイト」は保全管理人の下、2020年4月末日まで営業を行い、同日閉店する予定。閉店後については地域自治体を含む関係者と協議のうえ、同ビルの売却・再開発を検討している。

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