倒産速報記事

NF管理株式会社(旧:ナガサワ食品株式会社)

元・ドライブイン経営
特別清算開始命令受ける
TDB企業コード:530146242

負債30億円

「兵庫」 NF管理(株)(旧:ナガサワ食品株式会社、資本金5000万円、加古川市平岡町高畑520-16、代表清算人長澤正剛氏)は、新たに設立したナガサワ食品(株)(明石市)に吸収分割により事業を移管し、1月9日に神戸地裁姫路支部より特別清算開始命令を受けた。

 当社は、1951年(昭和26年)2月に長澤商店の屋号で米穀卸商として事業をスタートし、70年(昭和45年)2月に長澤産業(株)として法人改組したが、同社のドライブイン事業を承継するために同年6月に別途設立したもの。翌71年に開設した「ドライブインながさわ」土山本店では、会席料理・すし店や、洋食・中華料理など各種メニューを揃えたレストランを中心に、自社運営のうどん店「麺坊はりまや」、回転すし「明石魚の棚寿司」、レコード店、土産物店のほか、テナントとしてゲームセンター、ファストフード店、カラオケ店などを誘致して多様な業態を展開していた。また、店舗網として明石市・加古郡・加古川市の東播磨エリアを中心に、神戸市・三木市・小野市・宍粟市など県南部に20店舗以上を展開し、98年4月期には年売上高約64億7400万円を計上。その後も店舗のスクラップ・アンド・ビルドを繰り返しながら、道の駅などの公共施設やテーマパークにも出店するほか、2005年には「HOTEL万葉岬」(相生市)をオープンしてホテル経営にも進出し、2006年4月期の年売上高は約57億3200万円を計上していた。

 しかし、収益面については出店に伴う経費負担増や店舗閉鎖費用、不良在庫の処理などから約2億円の当期損失を計上。以降は、消費不振の環境下にあって同業他社との競合は厳しく、業績は下降線をたどり、不採算店舗の閉鎖や不採算事業からの撤退を進めるも収益は悪化。2017年4月期の年売上高は約32億9100万円に落ち込み、約2億9500万円の赤字となっていた。厳しい資金繰りのなか金融機関から返済猶予を受けながら、本店のリニューアルや大型ディスカウントショップの誘致など再建を図っていたものの奏功せず、2018年4月にはホテル事業を他社へ譲渡。2019年3月にはスポンサー出資による受け皿会社として新たにナガサワ食品(株)(明石市)を設立。同年5月には吸収分割によって全事業を譲渡したうえで、当社は現商号へ変更し、同年9月20日に株主総会の決議により解散していた。

 負債は約30億円。

倒産した企業の周辺では様々なニーズが生まれます。この機会を商売のチャンスに変えませんか?

倒産関連サービス

倒産情報