倒産速報記事

三桃食品株式会社東北工場

冷凍調理食品製造
餃子製品では「桃ちゃん餃子」の愛称で親しまれていた
民事再生法の適用を申請
TDB企業コード:160086055

負債11億5000万円

「山形」 三桃食品(株)東北工場(資本金4745万円、米沢市窪田町窪田字五輪462-1、代表山口泰助氏、従業員38名)は、2月15日に山形地裁米沢支部へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人は神原祐哉弁護士(米沢市松が岬2-1-66、神原法律事務所、電話0238-40-1225)および吉田幸司弁護士(東京都千代田区一番町29-2、(株)さわかみホールディングス、電話03-6380-9949)。

 当社は、1972年(昭和47年)5月に三桃食品(株)(静岡県焼津市、2015年<平成27年>4月破産手続き開始決定)の協力工場として設立。大手流通業者やスーパーマーケット業界を得意先として、餃子や中華まん、焼売などのチルド食品製造を行っていた。特に餃子製品では「桃ちゃん餃子」の愛称で知名度があり、チルド餃子ではグループとして全国トップクラスを誇り、当社としては近年のピークである2006年(平成18年)4月期の年売上高は約16億4600万円を計上していた。

 しかし、消費低迷と食品業界の低価格志向が強まったことにより、受注単価の低下から収益性が低調となったほか、設備投資負担が重かったことにより近年では欠損計上が続いていた。また、設立当初より資本・人的関係があった三桃食品の倒産が当社の信用低下につながるとともに、同社に対する不良債権の発生も経営を圧迫。2015年(平成27年)4月期以降は債務超過が続いていた。

 こうしたなか、事業再生を目指すなかで、スポンサー企業に対し当社の営業権を円滑に移行することが困難となったことから、自力での再建を断念し今回の措置となった。

 今後は、地元スポンサーの協力を得ながら事業再生を進めていく意向。なお、2月25日に米沢市すこやかセンター(米沢市西大通)で債権者説明会を開催する予定。

 負債は約11億5000万円。

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