倒産速報記事

FKサービス株式会社

元テレビ製造
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:530007211

負債215億8983万円

「福井」 FKサービス(株)(旧:オリオン電機(株)、資本金9500万円、越前市家久町46-20、代表田中博氏)は、平成30年10月24日に債権者から福井地裁に破産を申し立てられ、平成31年1月24日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は森口功一弁護士(福井市春山1-3-4、福井さくら法律事務所、電話0776-22-1175)が選任されている。財産状況報告集会・廃止意見聴取・計算報告の期日は、平成31年5月14日午後3時。

 当社は、1958年(昭和33年)3月に大竹貿易(株)として兵庫県神戸市で電化製品の輸出を目的として設立され、98年4月に製造子会社を吸収合併しオリオン電機(株)に商号変更するとともに本店を移転。グループとして、70年代以降テレビの製造を基幹として業況を拡大したほかビデオデッキが台頭すると同品の生産を急速に拡大。タイやポーランドなどに工場を建設してアメリカやヨーロッパへの販売を拡大し、ピーク時の1992年頃にはグループ従業員は約1万人を超え、グループ年売上高は2000億円を超えていた。

 しかし、ビデオデッキからDVDへと趨勢が変化したことやテレビの液晶化、中国企業の台頭による価格競争から業況は縮小し採算性が悪化したことから、2014年3月期の年売上高は約250億円にまでダウンし大幅な赤字を計上。このため、2015年(平成27年)3月にビーエーシー北陸(株)に事業を譲渡し、当社は不動産など資産の売却を進めたが関連会社からの借入金を中心とした負債を完済することはできず、債権者から破産を申し立てられ今回の措置となった。

 負債は海外グループ企業を中心とした債権者約12名に対し約215億8983万円。

 なお、ビーエーシー北陸(株)は2015年4月1日付でオリオン電機(株)に商号を変更し、昨年以降に電子基板部品製造事業や主力事業であるAV機器の設計・開発事業を第三者に譲渡したが、当社と関係はない。

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