倒産速報記事

株式会社アウトスタンディングテクノロジー

光ワイヤレス通信技術開発
商用可視光通信システムを開発
再生手続き開始決定受ける
TDB企業コード:989684554

負債3億6000万円

「東京」 (株)アウトスタンディングテクノロジー(資本金2億1128万5000円、中央区日本橋3-5-12、代表伊藤行雄氏)は、2018年12月27日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、2019年1月9日に再生手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は高野大滋郎弁護士(港区六本木6-10-1、TMI総合法律事務所、電話03-6438-5707)ほか3名。
監督委員は濱田芳貴弁護士(千代田区大手町1-8-1、ときわ法律事務所、電話03-3271-5140)。

 当社は、2007年(平成19年)6月に設立された。創業以来、国家プロジェクトの一環として、光と通信をテーマとした研究を手がけ、LEDの光に信号を重畳し通信する空間通信技術である可視光通信技術事業を主体に開発を進めていた。電波を使用しないため電波の干渉を受けず、周辺機器への影響も与えないため、これまで無線通信の利用が難しかった場所(医療・プラント・電力施設等)でもワイヤレス通信を実現できるとして、2015年の日経優秀製品・サービス賞において審査委員特別賞を受賞するなどの評価を得ていた。

 この間、民間企業からの研究受託費や助成金で繰り回していたものの、先行する研究開発費が大幅にかさみ債務超過に転落するなど、収益面の伸長が課題となっていた。当初は年間30億円の収入を目指していたが、大口顧客とのプロジェクトが長期化するなど、2018年12月期の年収入高は約4000万円に低迷。運転資金が枯渇し財務面の回復も見込めないことから、今回の措置となった。

 負債は債権者約20名に対し約3億6000万円。

(写真=アウトスタンディングテクノロジーが入居しているビル)

倒産した企業の周辺では様々なニーズが生まれます。この機会を商売のチャンスに変えませんか?

倒産関連サービス

倒産情報