倒産速報記事

株式会社味匠

焼肉店「カルビ屋大福」など経営
会社分割方式で新会社が事業を承継
債務整理を弁護士に一任
TDB企業コード:710236221

「香川」 (株)味匠(資本金4900万円、坂出市常盤町1-7-8、代表榊和行氏)は、6月1日に債務整理を西村直樹弁護士(大阪府大阪市中央区北浜3-2-12、弁護士法人京阪藤和法律事務所、電話06-6226-0032)ほかに一任、第二会社方式で事業再生を進めることとなった。

 当社は、1988年(昭和63年)3月に仕出し弁当等の製造を目的に(株)味匠として設立。外食事業(焼肉店、洋食店)、ホテル経営、結婚式場経営、アミューズメント施設「プレイパークゴールドタワー」の運営など経営の多角化を推進し、2012年9月期には約年売上高41億2500万円を計上していた。とりわけ、主力事業である外食事業は、焼肉店「カルビ屋大福」(9店舗)のFC店舗を香川県、愛媛県に展開し、相応の知名度を有していた。

 しかし、その後は少子化や同業者との競合で集客が減少するなかで2012年9月に結婚式場経営から撤退したほか、2017年6月にはホテル3棟を売却、アミューズメント施設についても集客が低迷するなど業績は振るわず、売上高は減少を続け、2017年9月期の年売上高は約31億4200万円にダウン、連続赤字を余儀なくされていた。

 この間、取引行の支援を得て再建に取り組んできたが、多額の借入金の返済負担が重く財務内容の改善は進まずにいた。このため、会社分割方式にて事業の存続を図る目的で、6月1日に事業の受け皿会社として新たに設立した(株)さぬき(坂出市西大浜北1-2-33)へ従業員を含めた全ての事業を譲渡。同時に当社は(株)味匠から(株)SK産業に商号を変更し、今回の事態となった。

 なお、焼肉店「カルビ屋大福」などの経営は、新会社の(株)さぬきが事業を引継ぎ、通常どおり営業している。

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