倒産速報記事

株式会社アバンティリゾートクラブ

旅行業代理店業
海外格安パッケージツアー「ARCツアー」を展開
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:582689389

負債4億9700万円

「東京」 (株)アバンティリゾートクラブ(資本金7200万円、新宿区新宿2-13-10、代表臼井良司氏)は、11月20日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日、破産手続き開始決定を受けた。
 
 破産管財人は、武田昌邦弁護士(千代田区神田神保町2-3-1、新千代田総合法律事務所、FAX03-3239-5361、メールアドレスarc@shin-chiyoda.jp)。

 当社は1997年(平成9年)10月に設立。本社のほか、仙台に営業所を構える第1種旅行業者として、ハワイ、グアム、アジアのリゾート地、韓国を中心とした、自社企画の海外格安ツアーを「ARCツアー」ブランドで展開。このほか、大手旅行業者主催の国内ツアーも販売していた。パッケージ旅行、団体旅行のほか、海外格安航空券、各航空会社正規割引航空券、ホテル、海外ウェディング、海外レンタカーなど扱いは多岐にわたり、店頭での対面販売のほか、自社ホームページ経由で販売し、業績を拡大していた。

 2008年7月には、イエメンを旅行中の日本人女性2名が誘拐され、当社が外務省の危険情報を確認せず、企画旅行の企画・実施者としての責務を怠ったなどとして、国土交通省より業務の一部停止と業務改善を求める行政処分を受ける事態となったが、その後も事業は継続。2009年9月期には年売上高約18億7200万円を計上していた。

 しかし、その後は同業者との競争激化から旅行者が減少、売り上げ低迷が続き2015年9月期の年売上高は約6億4000万円にダウン。そうしたなか、10月11日付で本社事務所に代表者名で張り紙を掲示。「この度、資金繰り・業績の悪化に伴いこれ以上の業務継続が困難な状況となり、営業停止をせざるを得ない事態となりました」として事実上の営業を停止していた。

 負債は債権者509名に対し約4億9700万円。うち一般の旅行者は397口(1128名)で、被害額は6500万円だが、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)によると、当社の弁済業務保証金の限度額は7000万円で、一般の旅行者には全額弁済される見込み。

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