倒産速報記事

株式会社ゴルフスタジアム

ゴルフ関連システム提供
1000名超のゴルフレッスンプロらと支払巡るトラブル
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:985978303

負債56億6202万円

「東京」 (株)ゴルフスタジアム(資本金5100万2500円、豊島区南大塚2-11-10、登記面=東京都港区浜松町1-7-3、代表堀新氏)は、6月27日に債権者から東京地裁へ破産を申し立てられていたが、7月21日に破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は島田敏雄弁護士(千代田区永田町2-11-1、LM法律事務所、電話03-6206-1348)。

 当社は、2004年(平成16年)9月に設立されたシステム・ソフトウェア提供業者。プロ野球・ヤクルトスワローズを指揮した野村克也氏がID野球を掲げてチームを優勝に導いた際、前職時代にシステム面で同氏を支えたことで著名な片山宗臣氏が創業、全国のゴルフ場、ゴルフ練習場を得意先に、ゴルフスイング解析システム「Motion Analyzer」を提供していたほか、CMS(ホームページ更新ツール)の販売も手がけていた。2007年の片山氏の代表辞任後は、現代表の下、都内に直営のゴルフ練習場を構えるなど業容を広げ、全国のゴルフ関連業者に販路を持ち、CMSの導入拡大が進んだ2016年8月期には年収入高約30億1100万円を計上していた。

 しかし近時、一部取引先と支払いを巡るトラブルが発生。同社との取引がなくなったことで、資金繰りが急速に悪化していた。今年3月には、ゴルフ練習場・レッスンプロなどにソフトウェアを販売する際、分割払いと相殺する形で毎月支払うとしていた広告料で全国的に支払いの遅れが発生。1000名を超える利用者が被害者の会を設立し、当社を詐欺容疑で告訴するなど事態は悪化。当社は事務所を都内のバーチャルオフィスに移転、事業継続に向けて関係先と交渉を続けていたが、債権者からの破産申し立てを受け、今回の措置となった。

 申立書時点の負債は約56億6202万円。そのうち約36億7747万円はゴルフレッスンプロなど1153名に対する未払い広告料となっている。

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