倒産速報記事

株式会社グロワール・ブリエ東京

脱毛サロン「エターナルラビリンス」経営
続報 一般会員約11万人(約90億円分)が影響を受ける可能性
負債額判明
TDB企業コード:984081127

負債97億7225万円

「東京」 既報、3月28日に東京地裁へ自己破産を申請し、4月5日に破産手続き開始決定を受けた(株)グロワール・ブリエ東京(資本金1000万円、港区北青山3-6-7、代表船田正司氏)の負債額(申請時)が判明した。

 申請時点の負債は判明しているだけで約97億7225万円。このうち、一般会員は約11万人(約90億円)にのぼる。なお、今後の債権調査により変動する可能性もある。

 なお、エステ関連業者の倒産としては、「エステdeミロード」の(株)アール・ビー・エム(2000年10月破産、負債約195億円)に次いで過去2番目となる。

 当社は、2002年(平成14年)11月創業、2003年(平成15年)12月に法人改組された脱毛サロン経営業者。「エターナルラビリンス」の店舗名で、首都圏を中心に脱毛専門のエステティックサロンを展開していたほか、2012年からはまつげエクステサロン「MAQUIA(マキア)」の経営も開始していた。駅近くの好立地に出店し、20〜30代前半の女性をターゲットに比較的安価な価格設定で顧客数を拡大。店舗数を倍増させた2014年9月期には年収入高約27億100万円を計上していた。

 しかし、広告宣伝費や固定費などの販管費が嵩み利幅が縮小するなど収益状況は低迷。急激な店舗数増もあって、経営管理面は手薄となり、取引先との支払いトラブルなども発生していた。こうしたなか、2016年には契約代金の一括支払いを月で割った月額料金を「月額制」と表示するなどの「虚偽誇大広告」や中途解約者への返金拒否が発覚し、特定商取引法違反で消費者庁から8月24日付で9カ月間の一部業務停止を受ける事態に発展。新規顧客の勧誘などができない状態に陥り、急速に資金繰りが悪化。9月には(株)RVH(東証2部)より借入を行い、これに対して、当社店舗資産等に対して担保権の設定がなされていた。同時にスポンサー支援に関する基本合意書を締結していたが、借入金の返済ができなかったことからRVH側が担保権を実行、今年3月24日付でRVHグループへ事業を譲渡していた。

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