レポート平和堂貿易株式会社

2016/10/04

TDB企業コード:982492025 東京都港区 宝石・貴金属製品卸 破産手続き開始決定受ける 負債6億1800万円

「東京」 平和堂貿易(株)(資本金9000万円、港区浜松町1-2-12、代表林せつ子氏)は、10月3日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は高柳眞彦弁護士(千代田区麹町4-8、弁護士法人中村綜合法律事務所、電話03-3511-5611)。債権届け出期間は11月7日までで、財産状況報告集会期日は2017年1月31日午後2時。

 当社は1956年(昭和31年)10月に設立された宝飾、貴金属、時計などの卸売会社。スイスやイタリアからの輸入品と国内製品を扱い、主要ブランドは宝飾品の「クィーン」(売上の約7割)のほか、時計の「ウオルサム」「H&CO.プラチナコレクション」「センチュリー」などで、輸入宝石類はイタリアから直接輸入したものを加工業者に委託して指輪、ペンダント、ネックレスなどに製品化。百貨店内に出店する有力宝飾店、小売業者を主な販路として、2002年9月期には年売上高約54億2300万円を計上。過去には、クイズ番組などの賞品に高級腕時計を提供していたことで相応の知名度を有していた。

 しかし、リーマン・ショックを契機に高額商品の販売不振が続き、催事販売や都内百貨店内への直営店出店にも注力したものの好転せず、2015年9月期の年売上高は約11億5400万円にダウン。5期連続の最終赤字となり、ここに来て事業継続を断念した。

 負債は債権者約175名に対し約6億1800万円。

※破産管財人である高柳眞彦弁護士の「高」は「はしご高」です