レポート株式会社らいずほーむなど2社

2014/05/16

TDB企業コード:967305413 東京都中央区 木造建築工事、企業再生事業 破産手続き開始決定受ける

「東京」 (株)らいずほーむ(資本金3億5000万円、中央区入船1-1-20、代表阿藤豊氏)と、(株)八丁堀投資(資本金9000万円、中央区入船1-1-20、代表梨田智人氏)の2社は、4月10日に債権者から東京地裁へ破産を申し立てられ、5月13日に破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は竹村葉子弁護士(新宿区新宿1-8-5)。

 (株)らいずほーむは、2009年(平成21年)1月に、破綻した富士ハウス(株)(2009年1月破産、負債約358億8500万円)の受け皿会社として、企業再生事業を手がける(株)スピードパートナーズ〈現・(株)八丁堀投資〉の100%出資により設立。同社グループの住宅事業部門として木造注文住宅の設計・施工・販売を手がけ、一般個人向けにセミオーダーからフルオーダーの注文住宅を扱っていた。設計した住宅を関東、中部、近畿地区の工務店などに外注するなどし、2012年1月期には年売上高約72億3800万円を計上していた。

 (株)八丁堀投資は、2006年(平成18年)5月の設立。企業再生事業を主力に、IT関連事業も手がけていた。2009年以降、破綻した企業の買収を本格化し、(株)らいずほーむをはじめ、子会社化した各社から経営管理料を得て、2010年3月期には年収入高約7億600万円を計上していた。

 しかし、近年はグループ各社において支払いの遅れが散発、一部支払い請求訴訟にも発展するなど、取引先の警戒感は高まっていた。加えて、関わった企業の再生に失敗するケースもあり、グループ全体の動向が注目されていた。その後、(株)らいずほーむは2013年以降、一部事業の切り離しなどで事業を縮小していたが、夏頃までに展示場を閉鎖するなど実質的な営業活動を停止し、グループから離脱していた。

 負債は現在、調査中。

 なお、(株)らいずほーむの商号、代表者等は破産申し立て時のもの。