レポート

株式会社恵比寿など2社

2013/04/30

TDB企業コード:807005397 福岡県福岡市博多区 「偽装質屋」で家宅捜索を受けた質店 債権者より破産を申し立てられ、保全管理命令受ける

「福岡」 (株)恵比寿(資本金300万円、福岡市博多区住吉5-5-15、代表大山貴博氏)と、(有)ダイギンエステート(資本金300万円、同所、代表大山晟徳氏)の2社は、債権者より破産を申し立てられ、4月26日、福岡地裁より財産の保全管理命令を受けた。

 申請代理人は黒木和彰弁護士(福岡市中央区赤坂1-6-15、電話092-752-7878、事務局=河内美香弁護士、福岡市中央区天神1-3-38、電話092-761-9105)ほかで、保全管理人には高松康祐弁護士(福岡市中央区警固1-12-11、電話092-781-4148)が選任された。

 (株)恵比寿は、2008年(平成20年)2月に設立し、「えびす」の屋号で質店を経営していた。(有)ダイギンエステートは、2003年(平成15年)3月に設立し、「アオキ」の屋号で質店を経営し、両社あわせて広島や佐賀、熊本などに店舗を展開していた。

 しかし、2012年10月19日、貸金業者でないのに質屋を装い、年金を担保にして高齢者に対して違法な高金利で貸し付けていたとして、福岡県警は2社が経営していた店舗などを貸金業法違反(無登録営業)容疑で家宅捜索。その後、一部の債権者から損害賠償請求訴訟を提起されていたほか、「違法質屋被害者弁護団」が組織され、2月12日に同弁護団によって福岡地裁に破産を申し立てられていた。

 申立時の負債は恵比寿が債権者14名に対して約2300万円、ダイギンエステートが同7名に対して約1090万円だが、被害総額は80億円を超えると見られる。