レポート

株式会社ピースナウ

2013/03/07

TDB企業コード:981141437 東京都渋谷区 “ゴスロリ”系ブランドなど展開 弁護士一任、自己破産申請へ 負債4億円

「東京」 (株)ピースナウ(資本金2,100万円、渋谷区元代々木町33-8、代表伊貝清氏)は、3月6日付で事後処理を三角信行弁護士(豊島区池袋1-2-6、電話03-3984-2483)に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、2001年(平成13年)4月に設立されたアパレル業者。20歳代を主なターゲットとして、レディース向けブランドの「ピースナウ」「ブラックピースナウ」のほか、メンズ向けの「ブラックピースナウ for Men」「ガジェット・グロウ」などを展開していた。製造はほぼ100%外注生産で、ラフォーレ原宿店をはじめとする直営16店舗、FC9店舗による店頭販売を主体に、一部小売業者への卸売も手がけていた。最近の売れ筋となっていた「ブラックピースナウ」は、黒を基調としたレースやフリルが特徴のいわゆる「ゴシック&ロリータ(ゴスロリ)」系のファッションブランドとして知られ、「ピースナウ」は、パンクロックの人気ミュージシャンと専属契約を結ぶなど、いわゆる「パンク」系に分類され、独特の世界観を表現して一定のファン層を獲得。近年ピークとなる2008年11月期には年売上高約13億2,700万円を計上していた。

 しかし、景気低迷による消費マインド冷え込みの影響もあって主力ブランドが頭打ちとなり、2011年11月期の年売上高は約11億300万円に落ち込んでいた。このため、一部店舗の閉鎖を進めるほか、各種経費の削減に取り組んでいたが、その後も業績悪化に歯止めがかからず、ここにきて事業継続を断念した。

 負債は推定4億円。