レポート

関口精機株式会社

2010/06/17

TDB企業コード:220025192 群馬県伊勢崎市 自動車部品製造 民事再生法の適用を申請 負債40億円

「群馬」 関口精機(株)(資本金1億円、伊勢崎市市場町2-1008、代表志村光久氏、従業員149名)は、6月17日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は吉岡桂輔弁護士(東京都港区虎ノ門1-1-10 第2ローレルビル8階、電話03-3519-4100)。

 当社は、1946年(昭和21年)1月に創業、50年(昭和25年)1月に法人改組した自動車部品の製造会社。自動車のサスペンション部品やトランスミッションハブ部品などの駆動系の部品製造を中心に、ブラケットやロアブロックなどの製造や二輪車のクラッチアウターなどの製造を手がけていた。

 主に大手自動車会社からの受注を得て業容は拡大、随時の設備投資を行ったことも奏功し、当地では大手に位置付けられる企業にまで成長した。しかし、99年3月期には景気低迷などから採算割れに陥り、以降も赤字決算を頻発。財務面は債務超過に転落するなど厳しい状況が続いていた。こうしたなか、自動車産業の回復も見られたことで、2008年3月期の年売上高は約88億9300万円を計上し、最大で約8億円あった累損も解消、債務超過を脱していた。

 しかし、リーマンショックの影響から再度自動車産業が世界的な不況に陥り、2009年3月期の年売上高は約62億4300万円にまで減少、損益面も派遣社員のリストラや社員30名の希望退職などを実施したものの、大幅減収が響き経常損益は約4億900万円の欠損を計上、再び債務超過に転落した。

 このようななか、基本給カットも含めた様々な経費の節減に注力したものの、景気回復に力強さは見られず、業況は伸び悩みを見せていたことから自主再建を断念し、今回の措置となった。

 負債は約40億円。