レポート

栄光開発株式会社など2社

2010/03/08

TDB企業コード:270169870 埼玉県さいたま市大宮区 不動産売買 破産手続き開始決定受ける 負債128億900万円

「埼玉」 栄光開発(株)(資本金2000万円、さいたま市大宮区桜木町2-2-5、清算人松澤正義氏)とグループの(株)松澤計算センター(資本金1000万円、同所)は、2月24日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けていたことがこのほど判明した。

 破産管財人は大井法子弁護士(東京都港区虎ノ門5-13-1、電話03-3431-8793)。

 栄光開発(株)は、1973年(昭和48年)3月に設立された不動産売買、仲介業者。JR大宮駅西口の物件を中心に手がけ、同駅西口の再開発とバブル経済が重なったことで、91年2月期には年売上高約103億8700万円をあげていた。

 しかし、バブル崩壊後は業況が悪化し、94年2月期の年売上高は約3億100万円にまでダウン。損益面も物件の価格下落や100億円超に膨らんだ借入金の金利負担が重く、毎期数億円程度の大幅赤字計上を余儀なくされていた。先行きの見通しが立たないなか、2002年9月16日開催の株主総会の決議により解散、商品物件の処分や借入金の圧縮を進めていた。

 (株)松澤計算センターは、1984年(昭和59年)8月に設立。会計伝票の作成、集計業務などを手がけていたが、栄光開発(株)の業績悪化に伴い同社所有の本店ビルが差し押さえを受けるなど業況に影響が発生。2002年12月3日に商法第406条ノ3第1項の規定(休眠会社の整理)により解散していた。

 負債は栄光開発(株)が約122億7900万円、(株)松澤計算センターが約5億3000万円で、2社合計で約128億900万円。