レポート

株式会社社会保険統計調査会

2010/03/04

TDB企業コード:982420250 東京都新宿区 健康保険利用者の統計資料作成、資料発送代行など 破産手続き開始決定受ける 負債3億円

「東京」 (株)社会保険統計調査会(資本金1000万円、新宿区高田馬場3-23-2、代表千葉良信氏、従業員22名)は、2月19日に東京地裁へ自己破産を申請していたが、2月24日に破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は緒方彰人弁護士(中央区八重洲2-8-7、電話03-3275-3031)。

 当社は、1964年(昭和39年)6月に健康保険データ処理を目的として設立。社会保険庁を主体に、東京都、神奈川県の区・市役所、各団体の共済組合、健康保険組合などを得意先として、健康保険利用者の疾病統計作成、健康保険番号順配列作業や入力事務のほか、関係書類の点検・整備、年金等の関係通知発送業務などを手がけ、2004年3月期には年収入高約8億4700万円をあげていた。

 2008年だけをみても、社会保険庁から「現状届等の分離裁断・封入封緘・発送準備業務委託」(約383万9800件、約873万4200件、約386万6000件の計3回)、「ねんきん特別便に関する文書受付業務」などを落札していたが、一方で2007年以降、社会保険庁の年金記録におけるミスや不備が大きな社会問題となったほか、同業者間における価格競争の激化などから2009年3月期の年収入高は約5億400万円にダウン。ここにきて、事業継続が困難となった。

 負債は2009年3月末時点で約3億円。