レポート

日本グリーン開発株式会社

2009/06/04

TDB企業コード:580671198 兵庫県加東市 三和実業出資のゴルフ場運営会社 民事再生法の適用を申請へ 負債60億円

「兵庫」 日本グリーン開発(株)(資本金4億5000万円、加東市栄枝ヨリフジ405、代表山田公一氏)は、6月1日までに藤田裕一弁護士(大阪市中央区南船場1-16-10、電話06-6264-1974)に事後処理を一任、民事再生法の適用を申請する準備に入った。

 当社は、1972年(昭和47年)12月、三和実業(株)(大阪府東大阪市、商業印刷、2009年4月破産)と大手ミシンメーカー2社の共同出資で設立。運営する「グリーンエースカントリークラブ」は中国自動車道ひょうご東条インター近くの丘陵コースで、初心者から上級者まで楽しめる飽きのこない設計が一定の評価を受けていた。近年は法人営業の強化を施し、近畿圏はもとより名古屋、東京などの法人会員を獲得、プレー利用客の増加もあって増収推移を辿り、2008年11月期の年収入高は約6億7000万円を計上していた。

 しかし、2000年頃から預託金約43億円の償還が重荷となり資金繰りが悪化。預託金については従来から分割償還を行っていたが、2009年に入って1年間の償還停止を債権者に要請したことで信用不安が表面化した。4月には実質的な親会社である三和実業(株)が自己破産を申請、同社からの資金調達も不能となったことから、5月末の役員会で自主再建を断念し、法的整理による再建を目指すことを決議していた。

 負債は債権者約1300名に対し約60億円。