レポート株式会社メガ-ズ

2009/04/17

TDB企業コード:982980587 千葉県富里市 不動産賃貸・管理 破産手続き開始決定受ける 負債138億円


「千葉」 (株)メガーズ(資本金4億7250万円、富里市七栄575、登記面=千葉市花見川区幕張本郷2-22-15、代表岡島克郎氏)は、4月6日に千葉地裁より破産手続き開始決定を受けた。事件番号は平成21年(フ)第295号。

 破産管財人は真田範行弁護士(千葉市中央区中央3-10-6、電話043-221-1171)。債権届け出期間は5月7日までで、財産状況報告集会期日は7月8日午前10時30分。

 当社は、1974年(昭和49年)9月創業、77年(昭和52年)9月、家電小売店を目的に(有)おかじま電器に法人改組された。87年11月の松戸店オープン以降、積極的に店舗展開を図り、98年4月には千葉県内を主体に14店舗の運営に拡大、2002年3月期は年売上高約46億円をあげていた。

 しかし、店舗出店に伴う借入金も増加、不採算店の整理など、減量経営を余儀なくされ、その後、99年11月に大手家電量販店と合弁会社を設立、家電部門は同合弁会社に移し、2000年4月に商号を(株)おかじま電器から(株)メガーズに変更した。

 2001年10月より、ゲーム機・ゲームソフト・音楽CDなどのエンターテイメント部門に特化するため、江戸川、富里、幕張、東金、茂原、おゆみ野の6店舗を、各店毎に法人化、当社は不動産賃貸・管理業に業種転換した。

 2001年11月より金融機関からの競売申立が相次ぐなど、事業継続が厳しい状況となった。2004年9月迄は、競売されている各店舗共に賃貸借契約が結ばれていたことから営業は続行していたものの、契約終了後にはグループ会社からの不動産賃貸・管理収入は大幅に減少、2005年から休眠化していた。

 負債は債権者約15名に対し約138億円(うち金融債務は約137億円)。