レポート

株式会社ミヤビエステックス

2009/01/29

TDB企業コード:983787886 東京都千代田区 建物売買業 民事再生法の適用を申請 負債205億5400万円

TDB企業コード:983787886

「東京」 (株)ミヤビエステックス(資本金9億5706万2000円、千代田区九段南2-3-25、代表山岸俊雄氏、従業員36名)は、1月29日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

申請代理人は伊藤毅弁護士(東京都新宿区四谷1-20、電話03-3353-3521)ほか。監督委員は岡桂輔弁護士(東京都港区虎ノ門1-1-10、電話03-3519-4100)。

当社は、1986年(昭和61年)11月に設立された建物売買業者。マンション、オフィスビル、商業施設などの企画・開発・販売などを手がけていた。
設立当初は、用地取得・マンション建築後に販売業者に一括販売する専有卸を主力としていたが、その後は自社開発も始め、首都圏を中心に「リベール」マンションシリーズを展開していた。業容の拡大にともない、株式の公開も視野に入れ、2004年10月期には年売上高約95億2200万円を計上していた。

近年では、旺盛な不動産開発需要を背景に、マンション・商業ビルともに不動産ファンド向けの一棟売りが中心となったほか、不動産再生事業、不動産流動化事業などにも積極的に参画。首都圏のみならず、地方都市での実績もあがり、2007年10月期の年売上高は約199億8600万円にまで拡大していた。

しかし、近時の急速な不動産市況の冷え込みから、物件販売が不振となり、2008年10月期の年売上高は約127億3000万円にまで減少。年商に匹敵する規模の金融機関、ノンバンクからの借入金が経営を圧迫し経常損失約5億5600万円を計上。多数の在庫を抱えたため棚卸資産評価損などの計上で当期純損失約100億1700万円となり、約55億9700万円の債務超過となっていた。このため、従業員削減、拠点縮小を急いでいたが、金融機関、ゼネコンなどへの支払いに支障が出るなど資金繰りも急速に悪化し、自力での再建を断念した。

負債は205億5400万円。