レポート

コスモ・コンピユータ・ビジネス株式会社

2008/12/25

TDB企業コード:580881883 大阪府大阪市中央区 ソフトウエア受託開発 自己破産を申請 負債42億円

「大阪」 コスモ・コンピユータ・ビジネス(株)(資本金4800万円、大阪市中央区伏見町3-2-4 淀屋橋戸田ビル、代表中尾明義氏ほか1名、従業員120名)は、12月24日に大阪地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は堀江佳史弁護士(大阪市北区堂島1-1-25 新山本ビル5階、みずほパートナーズ法律事務所、電話06-6442-0167)ほか。

 当社は1981年(昭和56年)3月に設立したソフトウエア受託開発、パッケージソフトウエア開発販売業者。パソコン系の開発(50%)を主体に、汎用機向けパッケージソフトの開発販売、開発支援などを手掛けるもので、「CS-SALER」など販売管理システムパッケージなどのソフトで実績を残し、2004年3月期は年収入高約36億3900万円を計上した。89年以降は横浜支店(現・東京本社)、九州支店を開設する一方で、中国やフィリピンなど海外にもグループ企業を設立し人材の確保に注力。大手電気メーカーグループとの直取引を主体に、大手情報関連企業を主力得意先として確立するなど、2008年3月期は年収入高約42億3300万円と増収を果たした。

 しかし、近年の積極的な拡大戦略に伴う旺盛な資金需要から社債を含めた金融債務が拡大するなか、今年8月には売り上げの前倒し計上をはじめとする粉飾決算が発覚。直近2期の決算が約5億円の赤字であったことなどが判明したことから、100名超の大幅な人員削減策とともに、中小企業再生支援協議会に支援を要請し、資産査定作業に着手した。この間、支援企業の選定などを並行して進めてきたが、査定の結果が約25億円もの大幅な債務超過の見込みであることが判明するなど、再建計画の策定が困難な状況に陥り、ついに再建を断念した。

 申請時の負債は金融債務約34億円を主体に、約42億円。

 なお、現在仕掛中の事業は継続する意向。