レポート

株式会社ゲートウェイ21

2008/10/01

TDB企業コード:987606835 東京都新宿区 海外留学斡旋大手 【続報】 自己破産を申請 負債12億9000万円

TDB企業コード:987606835

「東京」 (株)ゲートウェイ21(資本金9125万円、新宿区新宿4-1-23、代表福井伴昌氏、従業員150名)は、10月1日に東京地裁に自己破産を申請した。

 申請代理人は野間啓弁護士(新宿区三栄町8、電話03-5363-6707)。

 当社は、1997年(平成9年)4月に設立した海外留学斡旋会社。札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡に営業所を展開して、年間7000人から8000人程度のオーストラリアやニュージーランド、米国、カナダなどの語学留学やホームステイの希望者に対する斡旋を中心に渡航前の語学研修なども手がけ、2007年6月期の年売上高は約28億4800万円を計上していた。

 しかし、昨今は消費低迷による取り扱いの減少や燃油高の影響で資金繰りがひっ迫、9月には新宿区内の本社を同区内の支店と統合するなどリストラを進めたものの奏功せずに、9月26日に事業を停止、自己破産申請の準備を進めていた。

 負債は、約12億9000万円(内訳は買掛金・金融機関融資分約6億2000万円、今後渡航不能となる顧客約1300名に対する債務約9億5000万円など、ただし重複あり)の見込み。

 なお、債権者説明会は、10月5日午後6時から、主婦会館プラザエフ(千代田区六番町15番地)のカトレアホールにて開催される予定。