レポート

グローバンス株式会社

2008/05/26

TDB企業コード:981437950 東京都千代田区 不動産ファンド事業 民事再生法の適用を申請 負債74億5000万円

「東京」 グローバンス(株)(資本金2億919万1100円、千代田区永田町2-11-1、代表内山眞一氏)は、5月26日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は東山敏丈弁護士(千代田区永田町2-11-1、電話03-5511-3223)ほか3名。監督委員は岡伸浩弁護士(港区新橋3-8-8、電話03-5776-7887)。

 当社は、2003年(平成15年)3月に設立された不動産ファンド事業者。不動産投資ファンドの企画、組成から運用受託までを手がける不動産ファンド事業を主体に、アセットマネジメント事業やデューデリジェンス、コンサルティングまで幅広く事業を展開。2006年3月期に約14億4300万円だった年収入高は、翌2007年3月期には約47億2600万円にまで伸長していた。

 昨秋の金融商品取引法の施行を受けて、これに対応するため不動産開発・投資事業を関連会社のグローバンス・アールイー(株)へ移管。当社は不動産ファンド事業に特化した展開を行っていたが、事業環境の悪化によって、ファンド組み込み予定の収益物件を当社が買い取り一時的に保有、ファンドへ売却するケースも増えていた。サブプライムローン問題の影響で金融機関の融資姿勢が硬化、新たなファンド組成が困難となるなか、本体でのプロジェクト資金の調達も難航。そのため、不動産売買契約が履行できず、違約金が発生するなどしていた。

 負債は約74億5000万円。

 なお、関係会社だったグローバンス・アールイー(株)は、今年3月に当社が持ち株を売却しており、資本関係を解消している。