レポート

医療法人シン生会など6社

2008/04/07

TDB企業コード:580609342 大阪府八尾市 「今川病院」経営 (株)アスクレピオスに連鎖 自己破産を申請 負債38億1700万円

TDB企業コード:580609342

「大阪」 医療法人鋠生会(資産の総額652万円、八尾市東本町3-9-33、理事長板倉直明氏、従業員100名)などグループ6社は、4月7日に大阪地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は丸橋茂弁護士(大阪市北区南森町1-2-25、電話06-6363-5356)ほか1名。

 当社は、1946年(昭和21年)1月に「今川外科医院」を創業、58年に「今川病院」を開業し、59年(昭和34年)12月に法人改組された。その後、増床を続けるほか、96年3月に訪問看護ステーション、同年4月に「今川病院健康増進センター」(人間ドック・企業健診)を開設。2002年1月には、在宅総合施設の「今川クリニック」を設けるなど、在宅医療・予防医療にも取り組み、2004年3月期には年収入高約22億9000万円を計上していた。

 しかし、病院の増改築、設備投資にともなう借入金の負担が経営を圧迫し、資金繰りが悪化。そこで、病院再生事業を手がける(株)アスクレピオス・クリエイティブ・ハウス(現・(株)アスクレピオス、東京都中央区)から、所有不動産や診療報酬を担保に資金支援を受けていたが、同社が3月19日に東京地裁へ自己破産を申請したことから、資金繰りのメドが立たなくなり、3月31日に一部外来患者の診療を除き、閉院していた。

 ほかに同日同地裁へ自己破産を申請したのは、板倉興業(株)(資本金1000万円、八尾市東本町3-9-36、代表板倉順子氏ほか1名)、(株)エル・コーポレーション(資本金1000万円、八尾市東本町3-9-36、代表板倉嘉孝氏)、(株)DIA(資本金300万円、八尾市東本町3-9-36、代表新居昭寅氏)、(有)ホスピタルネットワークシステムズ(資本金300万円、八尾市東本町3-9-33、代表鶴巻秀明氏)、(株)FCC(資本金300万円、八尾市東本町3-9-33、代表前田和重氏)の5社。

 負債は、鋠生会が約26億円、板倉興業が約7億円、エル・コーポレーションが約3億8000万円、DIAが約1億円、ホスピタルネットワークシステムズが約3000万円、FCCが約700万円で、6社合計で約38億1700万円。