レポート

伊豫商事株式会社

2007/09/28

TDB企業コード:610003862 岡山県岡山市 紙加工品卸 自己破産を申請 負債380億円

「岡山」 伊豫商事(株)(資本金1600万円、岡山市中山下1-8-45、登記面=岡山市磨屋町9-18、代表大島敏之氏、従業員35名)は、9月26日に岡山地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は平松掟弁護士(岡山市富田町2-6-9、電話086-232-6622)ほか2名。

 当社は、1975年(昭和50年)2月設立の家庭用紙を主体とした日用品の卸売業者。ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ちり紙のほか、殺虫剤やミネラルウォーターなどを取り扱い、地域密着型の営業を展開していた。その後、関連会社で製造部門を開設して自社ブランド品も手がけ、全国に営業エリアを拡大していた。

 しかし、急激な業容拡大に伴い資金需要が高まるなかで、一部不明瞭な資金調達が行われていた模様で、不透明な経営が指摘されていた。

 こうした中、今年4月の国税局の査察に端を発し、9月12日には納税証明書を偽造して金融機関から不正に融資を受けたとされる有印公文書偽造、同行使の疑いで、大島敏之社長以下役員、従業員ら5名が岡山地検に逮捕された。

 経営陣の逮捕を受けて、営業継続が困難な状況となり、9月19日には従業員を全員解雇して事業を停止していた。

 申請時の負債は約380億円。