レポート

ラド・インターナショナル株式会社など2社

2007/04/05

TDB企業コード:983341741 東京都千代田区 英会話学校「ラド・インターナショナル・カレッジ日本校」運営 自己破産を申請 負債26億円

「東京」 既報、ラド・インターナショナル(株)(資本金1億7500万円、千代田区麹町5-4、代表小川誠氏、従業員180名)と、親密会社の(株)ガイア・プラス(資本金7000万円、千代田区麹町6-2、同代表、従業員24名)は、4月5日に東京地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は、西本邦男弁護士(千代田区内幸町1-1-7、電話03-3222-8989、8991、8651、8725)ほか2名。

 ラド・インターナショナルは、1983年(昭和58年)12月に設立。英会話学校「ラド・インターナショナル・カレッジ日本校」を4校(新宿校、梅田校、名古屋校、銀座校)運営、日常英会話をはじめ、ビジネス英会話、TOEIC対策など多くのカリキュラムを擁して、約4000名の生徒を有していた。近年では、英会話教材、授業の内容を収めたビデオを販売するほか、全国の中小英会話スクールと提携し、教材やWebを利用したラーニングシステムの販売も手がけ、2000年12月期には年収入高約32億4900万円を計上していた。

 その後は、生徒数の減少、同業他社との競合による教材の単価下落などから2005年12月期の年収入高は約23億5100万円と低迷、約2900万円の最終赤字で3期連続の欠損計上となっていた。このため2006年10月からは、大学、専門学校、企業の英会話に関連するカリキュラムの運営受託を開始するほか、新教材の販売など新規分野の開拓に努め、立て直しを図っていた。

 こうしたなか、資金繰りに支障が生じるなど対外的な信用が悪化。信販会社などとの取引も縮小されたことで、事業継続が困難となった。

 ガイア・プラスは、2000年(平成12年)8月に設立、その後休眠状態にあったものを2004年(平成16年)10月に再開した。商品パッケージデザイン制作、会社案内の作成、イベント企画制作などセールスプロモーション全般を手がけ、2006年3月期には年収入高約11億1400万円を計上していた。ラド・インターナショナルが主力得意先で、同社の情勢急変に伴い、事業継続が困難となっていた。

 負債は、ラド・インターナショナルが約18億円、ガイア・プラスが約8億円で、2社合計で約26億円。