レポート

株式会社サンフラワー

2007/03/02

TDB企業コード:270516152 埼玉県さいたま市中央区 元ホームセンター経営 特別清算開始決定受ける 負債108億円

 「埼玉」 埼玉県内大手のホームセンターを経営していた、(株)サンフラワー〔旧・ドイト(株)〕(資本金2億1112万5000円、さいたま市中央区八王子1-7-26、代表清算人綾克己弁護士)は、2月13日開催の株主総会により解散を決議し、その後、さいたま地裁へ特別清算を申請していたが、2月20日に同地裁より開始決定を受けていたことが判明した。

 当社は、1978年(昭和53年)4月に設立。タクシー事業を行うヒノデ(株)(さいたま市)が72年12月に日本初のDIY専門店1号店を当時の与野市に開店したのが前身で、木材や工具・金物・家庭用品・カー用品などを主力に、園芸関連商品も扱い多店舗化を図っていた。2003年3月期には23店舗を展開、専門性を重視した戦略を志向し競合他社との差別化を図り、年売上高約410億1700万円を計上していた。

 しかし、その後は業界再編や大型店舗の県内への進出から競争が激化、2005年3月期の年売上高は約352億6400万円に落ち込んでいた。2006年3月期には年売上高が約329億7500万円とさらにダウン、店舗リストラや減損会計対応により最終損益は約15億円の大幅な赤字となっていた。

 このため事業の再生を目指していたものの、今期に入って天候不良などの影響から来店客の減少に歯止めが掛からず、売り上げ、利益ともに前期実績を下回り、余裕のない資金繰りが続いていた。2006年7月末には取引金融機関に対して5ヵ月間の金融債務の返済猶予を要請。この間、スポンサーの招聘などを含めた抜本的な再建策を模索し同年11月30日にはディスカウントストア経営大手の(株)ドン・キホーテ(東証1部上場)をスポンサーとする経営支援に関する契約書を締結していた。

 その後、新設分割により、(株)ドン・キホーテが出資し2007年1月31日に設立された新・ドイト(株)に事業を譲渡。当社は同日商号を(株)サンフラワーに変更し、2月13日に解散を決議。金融機関等に対して要請してきた債務免除分を、今回の特別清算手続きによって処理することとなった。

 負債は約108億円。

 なお、新・ドイト(株)(さいたま市中央区円阿弥1-1-3、代表者白濱満明氏)は通常通り営業を行っている。