レポート

アサミズ株式会社

2006/09/27

TDB企業コード:985021867 東京都中央区 石油・プロパンガス卸 民事再生法の適用を申請 負債90億円

「東京」 アサミズ(株)(資本金5000万円、中央区日本橋室町3-3-3、代表水谷眞規氏、従業員148名)は、9月27日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

 申請代理人は稲田史子弁護士(千代田区丸の内1-6-5、電話03-5220-1802)ほか。監督委員は鈴木繁夫弁護士(千代田区麹町6-4、電話03-3262-8501)。

 当社は、1961年(昭和36年)12月に設立された石油・プロパンガスの販売業者。主に福島県内でガソリンスタンドを開設し石油および同製品を販売するほか、プロパンガス充填所を運営して一般家庭、飲食店・理容店などに販売していた。約30ヵ所の事業所を展開し業容を拡大、2000年9月期には年売上高約170億8600万円を計上していた。

 しかし、91年頃から多額の不良債権が発生していたほか、過大な借入金が重荷となり、財務面は悪化していた。このため、近年では、不採算事業所の閉鎖、不良債権の償却を進めて財務体質の強化に努めていたが、2005年9月期の年売上高は約149億2500万円に減少し、原油価格の高騰により、特に卸部門の収益が低迷していた。

 今年に入り、世界的な原油の供給不足により石油仕入代金が高騰し、運転資金など資金需要が増加していたが、財務面の悪化から資金調達が困難な状況に陥り、仕入先、金融機関などへの支払いが困難となり、今回の措置となった。

 負債は約90億円。