レポート

水上リゾート開発株式会社

2006/08/29

TDB企業コード:220203338 群馬県利根郡 スキー場・オートキャンプ場経営 第3セクター 民事再生法を申請 負債69億1000万円

「群馬」 水上リゾート開発(株)(資本金1億円、利根郡みなかみ町寺間479-139、代表磯田明氏、従業員12人)は、8月25日に東京地裁へ民事再生法を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は小笠原耕司弁護士(東京都千代田区内幸町2-2-1、電話03-5501-7211)ほか。監督委員には涌井庄太郎弁護士(東京都千代田区内神田1-15-11、電話03-3294-7222)が選任されている。

 当社は、1990年(平成2年)7月に地元の水上町(現・みなかみ町)と民間企業の共同出資により設立された第3セクター。93年にオートキャンプ場「オートキャンパーズ・エリア・ならまた」(群馬県利根郡)をオープンしたほか、翌94年には総工費60億円を投じてスキー場「ノルン水上スキー場」(本社と同住所)をオープンしていた。同スキー場は、関越水上インターチェンジから3.5kmという交通アクセスの良さもあって一定の知名度を得て、2001年5月期には年収入高約4億5600万円を計上していた。

 しかし、スキー場開発に伴う多額の借入金が重荷となっていたうえ、周辺スキー場との競争などから厳しい運営を強いられ、連続欠損計上から大幅な債務超過の状態が続いていた。このため、みなかみ町および地元金融機関の支援を得るほか、経費節減などのリストラを実施し経営再建に努め、2006年同期の年収入高は約4億7000万円に回復したものの、多額の金融債務圧縮を含めた経営改善のメドが立たず、今回の措置となった。

 負債は約69億1000万円(うち金融債務は約67億円)。