レポート

ツタイ商事株式会社

2005/03/14

TDB企業コード:010093999 北海道札幌市中央区 生コン・セメント卸、石油製品卸 民事再生法を申請 負債93億6500万円

「北海道」 ツタイ商事(株)(資本金1億8217万1500円、札幌市中央区南4条西11-1292-4、代表川井隆美氏、従業員68人)は、3月14日に札幌地裁へ民事再生法を申請し、同日、同地裁より再生手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は橋本昭夫弁護士(札幌市中央区北4条西20-1-28、電話011-631-2300)ほか3名。

 当社は、1933年(昭和8年)10月創業、53年(昭和28年)10月に法人改組。道内では名門として知られる蔦井グループの中核企業として、土木建築資材や石油製品の販売を手がけていた。主として生コン、セメント、コンクリート2次製品のほか、石油製品、アスファルト等を取り扱い、土木建築資材は主に道内の業者へ、石油製品はグループの海運会社や官公庁向けに販売し、2004年2月期には年売上高約161億5200万円を計上していた。

 この間、バブル期の株式投資に伴う多額の損失計上で大幅な債務超過に陥ったため、93年にはグループの蔦井石油(株)を吸収合併することで財務体質の改善を図り事業継続を図ってきた。しかし、2003年6月にはグループの東日本フェリー(株)(札幌市)が会社更生法を申請したことでグループ全体の信用が低下。そこで同年8月には(株)蔦井本社と合併し再建を図ってきたものの、債務超過は解消されず、資金調達余力も限界に達した。

 負債は約93億6500万円。