レポート

株式会社ハナ・プレンティ

2004/11/02

TDB企業コード:581878210 大阪府大阪市北区 生花販売 事業停止、事後処理を弁護士に一任 負債34億円

「大阪」 (株)ハナ・プレンティ(資本金4億7250万3000円、大阪市北区堂島2-2-2、代表川端秀一氏、従業員58人)は、11月1日に事業を停止した。現在、自己破産の方向で事後処理を辰野文彦弁護士(大阪市北区西天満2-6-8、電話06-6363-1622)に一任している。

 当社は、1993年(平成5年)1月創業、98年(平成10年)5月に(有)花プレンティとして法人改組、2000年5月に現商号へ変更していた。生花、生花苗、園芸用品の卸、および生花小売店「ハナ・プレンティ」の運営を手がけ、小売店舗は電鉄各社との提携により、近鉄阿倍野橋、阪神梅田地下街、阪急高槻、東京メトロ表参道、新宿メトロ地下街などターミナル店を中心に直営91店舗、FC54店舗を展開、リーズナブルな価格設定で急成長を遂げ、2004年4月期には年売上高約26億8200万円を計上していた。

 産地農家との契約無菌管理などの新しい花流通システムを構築するほか、最近ではリゾート施設や、テーマパークが所有する農園を花の産地として活用する取り組みを開始し、三重県伊賀市の「メナード青山リゾート」と提携することなどを発表していた。また、産地収穫後2日以内に店頭に届けるシステムが、(社)関西ニュービジネス協議会が選ぶ2004年度NBK大賞に選出されるなど、ベンチャー企業として対外的な評価も高かった。さらに、大手家電量販店に出店する計画もあったが、急激に膨らんだ借入金の返済負担が資金繰りを圧迫し、先行き見通し難から今回の措置となった。

 負債は2004年4月期末時点で約34億円。