レポート

株式会社白馬開発

2004/05/27

TDB企業コード:300098318 長野県北安曇郡 不動産売買、観光事業 破産宣告受ける 負債41億4600万円

「兵庫」 (株)白馬開発(資本金1200万円、神戸市中央区下山手通2-17-15、代表児島進氏、従業員4人)は、5月18日に神戸地裁へ自己破産を申請し、同月21日に同地裁より破産宣告を受けた。

 破産管財人は笹野哲郎弁護士(神戸市中央区栄町通5-1-22、電話078-382-1473)、債権届け出期間は6月25日までで、第1回債権者集会期日は9月8日。

 当社は、1972年(昭和47年)5月に長野県北安曇郡白馬村での別荘用宅地開発・造成・分譲などを目的に、同県大町市において地元農協や地権者などが中心となり設立された。その後、86年3月に現代表の関連グループ会社が買収し、白馬地区での別荘地分譲のほか、92年12月からは自社開発したペンション村から白馬岩岳スキー場へ通じるリフト運営やレストラン経営などを併営、97年3月期には年売上高約6億5000万円をあげていた。

 しかし、先行投資負担が大きく採算面は低調に推移していたうえ、グループ会社の業績不振も加わり、2003年6月期(99年に決算期変更)の年売上高は約3000万円台にとどまり、連続欠損を余儀なくされていた。

 こうしたなか、2003年10月にグループ会社で『武生カントリークラブ』(福井県武生市)を経営する(株)武生カントリークラブ(神戸市中央区)が民事再生法を申請。また、グループ各社の資金調達および経営コンサルタントを担当していた(株)ケージーゼネラルカンパニー(神戸市中央区)の経営悪化も顕著となり、当社についても2003年12月に本店を長野県から現在地に移転のうえ、同シーズンでの営業を最後に清算を進め、今回の措置となった。

 負債は約41億4600万円の見込み。

 なお、関係会社の(株)ケージーゼネラルカンパニー(資本金1000万円、同所、同代表)は、2003年12月24日に神戸地裁へ自己破産を申請し、今年1月14日に同地裁から破産宣告を受けている。破産管財人は笹野哲郎弁護士(同上)で、負債は約37億円。