レポート

黒崎タ-ミナルビル株式会社

2003/05/19

TDB企業コード:810356625 福岡県北九州市八幡西区 不動産賃貸 複合商業施設「コムシティ」を運営する第3セクター 民事再生法を申請 負債130億円

黒崎ターミナルビル(株)(資本金6億円、福岡県北九州市八幡西区黒崎3-15-3、清本隆敏社長、従業員13人)は、5月19日に福岡地裁小倉支部へ民事再生法を申請した。
 申請代理人は中野昌治弁護士(福岡県北九州市小倉北区金田町1-3-32、電話093-592-1201)ほか1名。
 同社は、北九州市をはじめ、そのほか有力企業の出資を受けて、1997年(平成9年)8月に設立された第3セクターの不動産賃貸業者。北九州市の副都心、JR黒崎駅西地区の再開発事業に伴い、複合商業施設「COM CITY(コムシティ)」(2001年11月オープン、地上12階建ての大型施設)から商業床など約4万4000平方メートルを地権者である「黒崎駅西地区市街地再開発組合」から買い取り、約110のテナント業者が入居していた。テナントからの家賃収入を主体に、2003年3月期には年収入高約13億800万円を計上していた。
 しかし、個人消費の低迷や周辺商業施設との競合激化から集客力が低下し、施設の売り上げは伸び悩み、賃貸収入も予想を下回るなど赤字経営を余儀なくされ、債務超過に陥っていた。このため、北九州市からの無利子融資のうち、2002年3月が返済期限だった約28億円を3年間延期するなど、資金繰りが悪化していた。
 負債は約130億円。