レポート

株式会社小山グランドホテル

2003/01/29

TDB企業コード:240291946 栃木県小山市 ホテル経営 RCCより会社更生法申立てられ、保全命令受ける 負債52億円

「栃木」  (株)小山グランドホテル(資本金1000万円、小山市神鳥谷202、代表中島一男氏、従業員54人)は、1月29日に債権者の整理回収機構(RCC)より宇都宮地裁栃木支部へ会社更生法を申し立てられ、同日保全命令を受けた。

 保全管理人は浅野正富弁護士(小山市中央町2-2-20、電話0285-25-6577)。

 当社は、1987年(昭和62年)12月にホテル経営を目的に設立された。89年10月に客室86室、134名収容のホテルをオープンし、ブライダルや宴会を中心に業容を拡大し、95年7月期には年収入高約19億4000万円をあげていた。

 しかし、損益面では黒字転化を図ることができず、財務面は大幅な債務超過に陥る中、99年6月以降は金融機関への元利金の弁済を停止するなど、資金面はひっ迫していた。また、本業も同業者間の競合激化でブライダル関連の受注が落ち込むなど業況悪化に歯止めがかからず、2002年同期時点で債務超過額は約21億円にまで膨らんでいた。

 こうしたなか、主力債権者であるRCC(整理回収機構)が、当社については裁判所の関与の下で事業の再建を進めるのが適切との判断から、今回の申し立てとなった。

 RCCによると、ホテルの営業は通常通り継続して行われ、すでにスポンサー候補も複数名乗りをあげているという。

 負債は約52億円。