レポート

小倉貿易株式会社

2010/06/15

TDB企業コード:985083304 東京都中央区 老舗の貿易商社 破産手続き開始決定受ける 負債100億円

「東京」 小倉貿易(株)(資本金2億4000万円、中央区日本橋室町3-4-4、代表田邉順三氏、従業員64名)は、6月15日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は岡正晶弁護士(千代田区丸の内2-4-1、電話03-3212-1451)。

 当社は、1917年(大正6年)12月設立の老舗の独立系専門商社。パルプ、紙製品、天然繊維、合成繊維、樹脂、繊維製品、産業資材などを扱い、近時は国内部門73.3%、貿易部門26.7%の事業比率となっていた。とりわけマニラ麻輸入業者としては、現在でも全国のマニラ麻輸入額の約50%のシェアを占めるなどトップクラスに位置づけられていた。

 貿易部門では、中国、韓国、フィリピン、ベトナム、ネパール、バングラデシュのほか欧米各国の業者と取引があり、製綱業界、製紙業界を中心として400社内外を得意先に、97年3月期には年売上高約235億4400万円を計上していた。

 2008年3月期も年売上高約204億3900万円を確保していたが、その後の世界的な不況の影響から、家電、自動車、建設業界向けの特殊紙の需要が大きく落ち込んだほか、国内部門での繊維部門の落ち込みから、2009年3月期の年売上高は約190億700万円にとどまっていた。

 こうしたなか、今月の決済が困難となったことで今回の措置となった。

 負債は約100億円。