レポート

株式会社スポーツプロジェクト高松

2010/05/28

TDB企業コード:710371834 香川県高松市 バスケットボールチーム「高松ファイブアローズ」運営 続報 自己破産申請を取り下げる

「香川」 既報、(株)スポーツプロジェクト高松(資本金1億円、高松市藤塚町1-11-22、代表元二俊朗氏、従業員5名)は、5月14日に高松地裁へ自己破産を申請、負債額約5000万円が見込まれていたが、「bjリーグ」が、5月27日に記者会見を行い、当社について香川県内の約10社がスポンサーとして計約5000万円の拠出を表明、存続のメドがついたとして同日自己破産申請を取り下げたことを発表した。

 当社は、2005年(平成17年)11月に設立されたバスケットボールチーム運営及びスポーツイベント企画運営会社。分譲マンション業界大手である(株)穴吹工務店(香川県高松市)のグループ会社として設立され、プロバスケットボールリーグ「bjリーグ」へ参戦すべく、「高松ファイブアローズ」を結成、同チームの公式戦開催に伴うチケット売上や広告収入、オフィシャルグッズなどの売上を主な収入源としていた。

 しかし、観客動員数の伸び悩みとともに広告収入やオフィシャルグッズの売り上げも落ち込んだことで収益性は低調に推移していた。加えて、大口広告主であった(株)穴吹工務店の撤退が影響してスポンサー収入が大幅に落ち込み財政難を露呈、2009年11月24日には(株)穴吹工務店が会社更生法を申請したことでその影響が懸念されたものの、「脱企業色」を打ち出すほか2010年1月には代表者交代も実施し事業継続を図っていた。

 こうしたなか、大口スポンサーの不在で余裕に欠けた資金状態が続き、興行収入の更なる落ち込みもあって資金繰りに行き詰まり5月14日の自己破産申請に至っていた。

 その後、解雇された従業員を中心に会社存続に向けたスポンサー探しを開始、代理人弁護士も地裁に取り下げの可能性を示唆して手続きの留保を求めていた。

 今後について、大口債権者からは債務支払いに関する承諾書を受けているとされ、6月中に新経営陣を決定し、新シーズンはスポンサー収入約6000万円、チケット収入4000万円以上を目指すとしている。